幻に終わった、任天堂プレイステーションの真実 [PlayStation]
久夛良木さん退任ということで、前の記事繋がりで・・
長い文章なんで、暇なときに、プレステの歴史を知りたい人はどうぞ。(^^;)
ゲーム業界、今やソニーVS任天堂の激しい覇権争いが続いてますが、
過去にはこの両社に様々な歴史がありました。
語り種にもなった「幻の任天堂プレイステーション」の話題を・・
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【 プレステ誕生の経緯 】
かつてソニーと任天堂が、スーパーファミコン用のCD-ROM機を
共同で開発していたことがありました。しかしそれは幻に・・
83年にファミコンが登場し、ブームになり始めた86年頃に、前SCE会長であった
当時ソニー社員の久夛良木さんが、任天堂に話をもちかけたことから始まります。
次世代ファミコンに当時画期的なCD-ROMの採用を持ちかけたわけです。
その頃、ソニーはCBSソニー(現ソニー・ミュージック)名で、
ファミコンカセットを作って小さい規模ながらゲーム業界に参入してました。
数ある任天堂のサードパーティの中のひとつとして・・
任天堂はカートリッジを支持して、CDには強い拒否反応があったのですが、
ついに90年1月、当時任天堂の山内社長とソニーの大賀社長が
CD-ROM採用の次世代ファミコン共同開発に調印して、
任天堂とソニーはスーパーファミコン互換のCD-ROM機を正式に開発すると表明。
私はその頃、全くソニーファンでなかったですが、この発表でCD-ROM機が
出てくるのがすごく待ち遠しかったのを覚えてます。
そして同年(1990年)にはその構想、デザインサンプルが発表。
またこの年の11月に基礎となるスーパーファミコンが発売されました。
(スーパーファミコンCD-ROM機の想像イラスト ファミ通より)