カセットテープ式ウォークマン、30年の歴史に幕。 [walkman]
WALKMAN WM-F509 & SONY TAPE UX54
10/22、ソニーがカセットテープ式の 「ウォークマン」 の国内販売を終了
することを明らかにしたそうです。
《 カセットウォークマン販売終了 30年の歴史に幕 》 ITmedia news
ソニー=ウォークマン、ウォークマン=カセットテープって今でもそんな想い
がありますが、ついに30年の歴史に幕を閉じるようです。
CDウォークマン、MDウォークマン、最近のデジタルオーディオタイプ、
いろいろ登場すれど、やっぱりカセット式ウォークマンの存在は偉大でした。
昭和の怪物マシン、外で歩きながら音楽を聴くという、当時としてはとっても
斬新な発想、新しいライフスタイルが生まれました。
常に未来を先行く、ソニーのシンボリック的な、まさに象徴的な製品でしたね。
ソニーの商品図鑑、ソニークロニクル2010より
個人的な想い出は、このWM-30 が当時、とても欲しかった!
ちょうどこの頃、洋楽ブームというのがあって、私も夢中に聴いてた一人ですが
マイケルジャクソン、マドンナ、ワム、シンディーローパー、デットオアアライブ…
大スターが大勢いて、名曲揃いの時代がありましたね。
このウォークマンもほぼカセットサイズで登場、カラーも現在のウォークマンにも
通ずるカラフルな色を豊富に用意して、とても魅力的でしたね~。
結局、この3年後くらいに、最初の写真のWM-F509が初めてのウォークマンに…
こんな古いカタログも、引越しした今でも持ってます。(^^ゞ
右は懐かしの数年前に永眠した、猿のチョロ松くん…
まさに20世紀のCM大賞といった感じで、きっと忘れることはありません…
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アナログからデジタルへと時代が変わり、iPodという強力なライバルも
出現して、近年は苦戦を強いられているウォークマンですが、やっぱり
ソニーはウォークマンで勝たないとダメなんだ!という私は強く思います。
いくら他のが売れても、やはりソニーはウォークマンが圧倒的にシェアを
握ってこそ、ソニー復活といえるのではないでしょうか…
互角に勝負してるではダメ! 9割以上の圧倒的な強さを!
今年入ってかなり魅力的なモデルを出してるのは確かですが
手堅いだけで、ちょっとデジカメのαみたいな刺激的なのが欲しいですね。
カセットの終幕、ここはひとつの時代の区切りだと思うので、
来年の新時代のソニーに期待します。