ソニーのブルーレイレコーダー新製品の印象 2010秋 [BRAVIA ・DVR]
毎年この時期、恒例のソニーの日替わり新製品ラッシュ。
次から次へと、パッパッパッっと発表が続いてます…
一昨日はペリクルミラーα(アルファ)の衝撃で、例えるなら満塁ホームランの後のような
状況ですが、本日8/26はブルーレイレコーダーの新製品発表がありました。
◆ ソニー、「家庭で楽しめる3D」へBDレコーダ/BRAVIA発売 (impress watch)
私は6月に、RX55という機種を買ったので、違いや感想などを…
ちょうどBDZ-RX55の後継機にあたるのが、今回のBDZ-T700になりますね。
まぁ早速、BDXL(4層128GB)に対応してきましたね~(全機種で)。
思ったより早い搭載!
自分的には2層すら使ったことないので、必要というわけではありませんが、
あればやはり羨ましいです。ディスクがしばらく高そうですが…
そして3D対応! 3Dが今後どう盛り上がっていくかわかりませんが、今の時点で
そんなに欲しいと思わない機能ですね…
そしてココが羨ましいところ! 2番組同時AVC録画!
チューナーが2つ内蔵されてるんで、同じ時間に裏番組も録画すると
前モデルまでは、一つはMPEG-4 AVC/H.264録画できるけど、もう一つはDRモードだけ
しか選択できなかったのが、今回は両方エンコードしてくれてAVCで録画できるように…
ブルーレイ初心者の方にわかりやすく、そーだったのか”はま上彰”解説すると…
前モデルまでは、一つは「3倍録画」で撮れて、裏番組を録画しようとすると「標準」しか
選べなかったわけです。それが両方、表も裏も「3倍録画」できますよと…
VHSに例えて3倍にしましたが、5倍とか10倍とかいろいろ…
デジタル放送波はMPEG2-TSという方式で、それを最新のMPEG-4 AVC/H.264に
変換することで、データ量をコンパクトに録画して収められるわけですが、その変換する
装置エンコーダーが優秀になった… とでも憶えていただければ… (^^ゞ
その他、同時録画しながらブルーレイも再生できたりと、いろいろ同時に出来ることが
増えた、というのがこの機種の魅力です。
いや~、裏番組重ねて撮ることが結構ある、DR使わない私にとっては魅力的…
これまたTVと同じく、半年前に出してよ~って感じです。
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あと高速起動。瞬間起動モードだと、電源入れて0.5秒で起動するようで…
しかもその瞬間起動モードは「1日6時間まで」というタイムリミットの謎設定…
何だろう?やはり熱問題かな?
こういう早く起動するモードにすると、常に冷却の為にファンが回転してるんで、
なんか機械が早く傷みそうな気がして、私は常にOFFにしてるんですが…
いろいろありますが、RX55では番組表がちょっと観にくいというか、今回は
高精細になって、番組表が広々しました。
テレビのEX700の番組表と同じような広さで観やすく改善されて羨ましい~。
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それ以外にも、肝心の画質の回路が「CREAS2」から「CREAS3」に…
ブラビアエンジンにしろ、キヤノンのDIGICも数字が大きくなりゃ、みんな進化してますから
旧型より、よりなめらかな映像というか、より美しい画像がみられると思われます。
機能はかなり進化 した、ある意味BDレコーダーの現在の完成系といっていいかも
しれません。かなり魅力あるモデル ですね。
最後に触れてませんでしたが、デザイン。
これは旧製品の方が絶対いいと思う。ドライブが中央から左寄りになったり
電源ボタンとか、ソニーロゴの位置とか、パッパッパッっとしない…
リモコンなんかは、らくらくホン的な、なんか年寄り臭くなった気がする。
モノリシックコンセプトで統一させてるわけだから、実用性も大事ですが
リモコン含め、もっとオシャレにして欲しいと思いましたね。