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cybershot L1 独自評論 [cyber shot ・α]

SONY Cyber Shot L1 ワインレッド DSC-L1 R  

2004年秋に発売。キヤノンのIXY Lをみて、相当、意識してつくられた商品。
意地悪くいえば、ズバリ! IXYLの亜流。
デジカメの初心者などは、画素数=画質と思っている間違った認識の人が
かなり多い現状で(100%間違いではないが)
さすがにサイバーショットUではもうケータイと差別化できないと判断したのだろう・・

400万画素の沈胴式の光学3倍ズームがついている。
IXYLに較べて、光学ズームがついているのがセールスポイントだ。
広角で32mmからというのがいい。風景など離れなくても広く撮れる。
コンパクトデジカメでは、せいぜい35mmからってのが主流になっている。

色は3色用意されていて、ソニスタ専用ブラックもある。
シルバーはヘアライン調、ブルーはサラサラした感触、レッドは光沢調と
色によって質感までかえる、これは結構大変なことで、相当な力とお金の使いようだった。
私もデザインは相当なレベルで美しいと思う。

このカメラ、なんといっても、CMやカタログで、
昨年大ブームを起こした韓国スター、ヨン様の起用である。
ヨン様といえば、特に40代50代の女性あたりにとても人気がある。
CMの効果は絶大で、パナソニックのFXなどはデジカメのことなんて知らない女性でも
”あゆのカメラ”といった感じで一般的に浸透している。
しかしこのカメラ、おばさま達に”ヨン様のカメラ”とはいかなかった!
おそらく、ソニーは広告宣伝費で相当このカメラの宣伝に使ったはずである。

結果、このカメラはソニーが思うのとは裏腹に、
相当マイナスを出したのではないかと推測する!
何しろ、店にいっても売れていない。雑誌のランキングをみても売れていない。
持ってる人も私が眼にする限りはみていない。
水中でも楽しめるようなスポーツパックなども出していたり
専用ストラップがあったり、本体収納ケースも専用のがあったり・・
L1専用収納ケースなどは今や、ヤマダで300円の投売りが現状である。
(私はL1持ってないけど、300円なので買った)

このカメラ、デザインがすごくいいし、写りもかなりいいし、また安い。
それなのに、全然売れていないのは、私はCMの失敗が大きいと思っている。
このカメラが似合うのは、若い女性、OLさんなんかが持っているととても似合うデザインで
ヨン様でなく、中島美嘉ちゃんあたりがやったら、相当印象が違い、若い女性などに
売れていたのではないか・・と思うのである。
ヨン様好きなおばさまに訴えても、おばさまはこの手のデジカメは見向きもしないのである。

L1もソニスタなどでは、色によってはもう販売完了している。
果たしてL2(ソニーだと次のナンバーはL3かな)が出てくるか?どうか?
500万画素にアップしましたといって、それだけでは売れまい。
若干、少しサイズが大きいので、シェイプアップして出てくる必要がある。
そして、沈胴式レンズはやめて、この手のものはインナーズームで出す必要がある。
手ブレ補正は価格との兼ね合いで、この手のカメラには必要ないだろう・・

新型が出てくるか、それとも1代であきらめてしまうのか・・
9月くらいにわかると思うが、興味があるとこである。


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